少年審判

少年審判とは、非行を行った少年に対して、家庭裁判所が事件を審理し、少年の健全な育成や社会への適応の観点から、少年に対して適切な処分を行うための一連の手続をいいます。
少年審判においては、成年事件と異なる特色として、(1)裁判所が自ら主導的に事件の調査や審理を行うこと(2)原則として非公開であること、(3)伝聞法則や予断排除の原則が適用されず、裁判官は審判期日前にも全ての証拠に触れた上で心証を形成していることなどが挙げられます。
また、少年審判においては、非行事実だけでなく、要保護性の検討を通して成人事件以上に少年の将来の更生可能性が重要な要素となります。