観護措置

観護措置とは、少年鑑別所への収容などにより少年の身体を拘束した上で、少年の心身の安全・安定を図りつつ少年の心身の鑑別を行う措置をいいます。
観護措置には、家庭裁判所の調査官の観護に付する措置(在宅観護)と、少年鑑別所に送致する措置(収容観護)があります。もっとも、実務上は後者が用いられるのが通常であり、一般的に「観護措置」という場合には、上記の少年鑑別所での収容観護を指すことがほとんどです。
観護措置は、通常、家裁送致された際に行われます。この場合、少年が家庭裁判所に到着してから24時間以内に観護措置の決定がなされることになります(少年法17条2項)。
観護措置の期間は、法律上は観護措置の開始から2週間の期間に限定されています。そして、特に継続に必要があるときに限って、1回のみ観護措置の期間を更新することが許されています。もっとも、実務上は、ほとんど全ての事件で観護措置の期間の更新が行われているため、観護措置の期間は3~4週間を目安に運用されていることになります。